２つの老舗洋菓子店の融合をプロデュース

相談者

(有)エチュード洋菓子店 様
◎設立:1984年
◎事業内容:洋菓子店

甘味を抑えたケーキが評判となり、長年地域で親しまれる。「お昼ねプリン」がプリンの殿堂全国１位に輝くなど、たびたびメディアにも取り上げられる人気店。

相談内容

３店舗目となる、新規オープン洋菓子店の店づくり

地元の人気洋菓子店が閉店。その跡地を継承し、新たに店舗をオープンすることとなった。

しかし人気店であり長年ライバル同士だった２つの洋菓子店。いずれにも根強いファンがおり、地元の期待も大きく、新店舗のコンセプトと店づくりを模索していた。

強み発見 ライバル店同士の関係性

閉店した旧店舗は、看板商品の商品力があり、地域における支持が大きかった。
閉店を惜しむ声も多く寄せられたが、先方のご好意により、洋菓子店にとって命ともいえるレシピを継承することができた。
これにより、目玉商品開発の実現性がぐっと高まった。

長年しのぎを削ったライバル同士だからこそなし得た出来事であった。

提案・支援 店舗コンセプト・ディスプレイを作成

従来コンセプトの３店舗目としてではなく、２者を融合した新コンセプトを作成。

それぞれのお店に目玉となる商品があり、また地域に愛されたお店だからこそ、それらいずれのファンも楽しめる店づくりを支援した。

成果

新規オープン
同業他社による継承事例として注目を集め、売上目標を大きく上回る。

事業承継
息子が店舗責任者として就任し、将来の事業承継のきっかけに。

地域住民に配慮しPOPを大きめに表示。また２つの店舗ブランドを売り場で分け、いずれのファンも楽しめるディスプレイを演出。

開店に至る経緯と、人気商品の復活を記したオリジナル新聞を発行。オープン時に粗品とともに配り、店内にも掲示。地方紙やYahooニュースなどに掲載され、お客様から大きな反響を集める。