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少人数制相談会まとめ (Vol.2)理由なき価格設定ほど、悪いものはない

みんな、自分たちの商品・サービスを安売りし過ぎなんじゃないだろうか?
これまでの個別相談で、こんな疑問をずっと抱えている。地元のお客さんは、安くないと買ってくれないから…とみなさん言うが、果たして本当!?

この疑問を解消するため、価格の決め方についての相談会を開催した。

(Vol.2)どうやって決めるの?商品価格の決め方

北海道よろず支援拠点の松原亮子コーディネーターをゲストに進行。

「価格はカンタンに上下できない」こと、そして「価格が自社の立ち位置を示す、お客様へのメッセージ」でもあることから、価格政策の重要性について学んだ。

みなさまに価格決定の根拠についてお話をうかがうと、①「なんとなく」の価格設定や、②「コストを積み上げ、それに利益を上乗せして」価格を決める方が大半。それだと、お客様をいつまでたっても自ら選ぶことはできない。

お客様の具体像をイメージし、③「その方が出してもいいと思う価格」という決め方を検討することで、「狙った売上を自ら作り出す」ことにつながるということを理解した。

そしてもうひとつ、複数商品の価格設定について。

◯例題

①このようなメニューがあったら、みなさんはどちらを頼むだろうか?
・サーロインステーキ 200g 2,000円
・サイコロステーキ 200g 1,400円

②でも、こうだったら?
・プレミアムサーロインステーキ 200g 2,500円
・サーロインステーキ 200g 2,000円 通常150g/今だけ増量
・サイコロステーキ 200g 1,400円

相談会の場では、①の場合は「サイコロステーキ」に集中、②の場合は、それぞれ意見が分散した。

つまり、①だと「安い」商品しか注文されないが、②だとそれぞれの好みに分かれ、売上拡大につながる、という事例だった。

そして後日、これをすぐに実践して頂いた方から、うれしい報告をいただく。

参加いただいたその日のうちに価格を見直したところ、翌日から、最も高い商品の受注率が倍増!すごい結果に驚いている、と喜びの声をいただいた。

価格政策が整理できたことで、具体的な成果につながり、主宰者としても大変うれしく思っている。

もう一度、自社の「価格設定の理由」を考え直すことで、成果につながるケースがたくさんありそうだ。

北海道よろず支援拠点/旭川 少人数制相談会

今後も、さまざまなテーマで開催してまいります。

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著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
77年・札幌市生まれ。
SIer・広告ベンチャーなど民間企業勤務を経て、13年よりTRYOUTを設立・代表/中小企業診断士。
14年から中小企業庁の支援事業においてコーディネーターに就任。3年間の企業支援件数は1,000件を超える。企業とともに伴走する支援家として、地域中小企業のチャレンジを応援している。

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