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ビットコインの仕組みと可能性

旭川にある「常磐ラボ」で、「ビットコインの仕組みと可能性」をテーマに、旭川大学の浅沼先生(@asanumadik)の話をうかがってきた。

未来の通貨として期待されるビットコインについて、学んだことを整理しておこう。

お金がお金であるために

今僕たちがお金として認識しているものは、言ってしまえばただの「紙」であって、それだけ見るとただの物質に過ぎない。でも、これが「1万円の価値がある」と、皆が「共通で認識」しているから、1万円として成り立っている。

これが、お金に対する「信用」。

日本の場合は、お金を「日本銀行しか発行できない」ということを法律で定めており、「1万円札には1万円分の価値がある」ということを国が担保し、その証明ができることが「信用」につながっている。

この信用を維持し続け、ただの「紙」がお金として機能するためには、

・過去から未来にわたり、あらゆるタイミングで価値あるものとして認識され、使用し続けられるものであること

・「受取人」と「支払人」が明確にできること

が条件。この信用を担保し続けるために、保証人である「日本銀行」が必要であり、またお金を管理する「金融機関」が必要になる。

そして、こうした管理機関を維持するためには管理コストがかかり、それが僕たちに手数料として跳ね返ってきているのが現状である。

ビットコインの場合

ビットコインの場合、この信用を担保するのは圧倒的な「技術」だ。

ブロックチェーンと言われるその技術は、いわば「みんなで監視しあう分散型の仕組み」。

チェーンの名の通り、過去から未来への取引がすべて鎖のように連なることで、取引を改ざんすることは困難。また一部が破壊されたとしても、分散型のシステムなので細胞のように再生させることができるため、その価値が保証される。

こうした圧倒的な技術による信用担保によって、ある特定の「信用を与える機関」が不要となり、管理コストがほぼかからない仕組みが実現されている。

少額決済を可能に

この仕組みが、少額決済を可能とする。

たとえば現状だと、1円のものをネットで販売するのに、手数料だけで数百円もかかってしまう。しかし、管理コストがかからないこの仕組みによると、少額の決済が可能となり、それが新たなビジネスを生むことにつながる、とのことであった。

個人的には、こうした革新的な仕組みや技術というのは、ただそれだけでワクワクする気持ちになる。

ただし、現在(2016年9月8日)ビットコインで取引が可能な店舗は、実店舗で79件、通信販売で29件にすぎない。(http://jpbitcoin.com/shops

まだまだ実用にはほど遠いのが現状だ。

だが、今僕は1つだけ仮想通貨を持っている。

堀江貴文さんが発行した「HORIEMON CARD」。

この仮想通貨は、日本国(日本銀行)の代わりに、ホリエモン個人が信用を担保するもの。今日現在この「HORIEMON CARD」は、1枚10,223円で取引されている。

これがどういう意味を持っているのか、そしてこれをどのように使っていいのか、未だよくわからない。でも、このワクワク感がたまらない。

未来の技術にワクワクしながら、これからも様子を見守っていこうと思う。

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著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
77年・札幌市生まれ。
SIer・広告ベンチャーなど民間企業勤務を経て、13年よりTRYOUTを設立・代表/中小企業診断士。
14年から中小企業庁の支援事業においてコーディネーターに就任。3年間の企業支援件数は1,000件を超える。企業とともに伴走する支援家として、地域中小企業のチャレンジを応援している。

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