経営コンサルタント・企業支援|北海道札幌市|株式会社TRYOUT

経営コンサルタント・企業支援|北海道札幌市

いきがいと”ikigai”

生きがいと”ikigai”

「いきがい」という言葉が、そのまま海外でも「ikigai」として使われはじめているそうで、本屋に「ikigai」コーナーが置かれるようなエリアも出てきているそうだ。

ikigaiというのは「仕事と人生を向上させるための日本の概念」で、

  • LOVE (大好きな事)
  • GOOD AT(得意な事)
  • PAID FOR(稼げること)
  • NEED(世界から必要とされている事)

”僕らが生きる目的はこの4つの輪が重なるところにある”と整理されており、確かにその通りと納得した。

このうち、上2つの「大好きなこと」「得意なこと」は自分自身のこと、下2つの「稼げること」「必要とされていること」は自分ではない誰かに求められること、である。

僕は、自分の好きなことと、世の中から求められていること、どちらかだけをしていても、結果として「ikigai」にはつながらないのだろう”と解釈し、自分で自分のバランスをコントロールする必要性を感じた。

GIVE&TAKE

それとは別に、ほぼ同じようなタイミングでこの本を手にとった。

 

数年前のベストセラーで、人は他の人に「giver(与える人)」、他の人から「taker(奪う人)」、そして「matcher(損得のバランスを取る人)」の3種類存在している。

しかし、”最も成功する人も、最もそうでない人も、いずれも他人に「giver(与える人)」であった”という内容を、実験をもとに展開した本だった。

 

僕自身は、それぞれの局面でこの3種類の自分が現れる。常に「与える人」になりたいと思いつつ、自分が「奪う人」になっていることに自分で気づいた時に、とてつもない自己嫌悪に陥る。

集団を重んじる日本人には「与える人」が多いと言われていたが、決してそんなことないということは、この数年間1,000人以上の経営者と対話してきて、僕が感じたことだ。

「奪う人」が悪いわけではないが、奪いっぱなしの人はきっと、なにもかもあるのが当たり前の世の中で感謝することを忘れてしまったり、あるいはこれまで、割にあわない「与える人」ばかりをし続けることに疲れ、いつしか「奪う人」となり、慢性的な「奪う人」に陥ってしまっているのかもしれない。

「与える人」でいつづけるため

「ikigai」の話に戻ると、自分でできなくても「世界から必要とされていること」をしている他人を支援することは、自分の「ikigai」につながる。

僕はたまに、クラウドファンディングで、まったく面識のない人の取り組みを支援することがある。それは、「自分がこうだったらいいな、という世界」を共感できる人の取り組みを応援することで、結果的に自分の「ikigai」となるからだ。

物理的な距離や地域は関係ない、いまや誰とでもつながれる時代。
過去から未来に向けて連続する世界の中で、本当に必要だと思うこととか、心から好きなこととか、そう思えることを心から応援したほうが、きっとずっと「与える人」で居つづけられるのだと思う。

そして、そんなたくさんの「giver」で満たされる世界であってほしい。

 


  • 2月26日 北海道庁主催「働き方改革プラン」普及啓発セミナーに登壇します。
  • クラウドファンディング「CAMPFIRE×LOCAL」北海道パートナーとして活動しています。

著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
1977年生まれ・札幌市出身。東京理科大学卒業後、東京都内の大手SIerに入社。システムエンジニアとして、会計・業務システムの設計、運用に携わる。 その後北海道へ戻り、情報機器メーカーへ転職、技術営業の新規部門立ち上げを担当する。 勤務中の2013年に中小企業診断士資格を独学で取得し、準備期間を経て2015年に独立。 以来経営コンサルタントとして、業務改善・営業支援・計画策定・戦略立案などに従事。 年間200件の経営相談と、20回の講演をこなし、中小企業の課題解決に尽力している。 家族は妻・子一人、座右の銘は「弱気は最大の敵」。

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