TRYOUT|企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

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正しい使い方がわかると、お金はどんどん増えていく

僕はサラリーマンの頃、お金は使うとなくなるものだ、と思っていた。でも独立し、自分の裁量で仕事をするようになった今、お金は使えば使うだけ増えるものだ、という考え方に変わった。

生涯賃金が決まっている世界の住人

2001年に大学を卒業し、僕はサラリーマンになる。会社に行くと、放っておいても口座に給料が振り込まれる生活がはじまった。その金額は、業種・業界によって差があるとはいえ、ほぼ一定の範囲の中であった。

現在の正社員の平均年収は、442万円。生涯賃金は、約2億円が平均だそうだ。

ニッポンの生涯給料 ―週刊東洋経済eビジネス新書No.30

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つまり、転職などで多少増減するにせよ、この約2億円というお金で自分の一生を賄っていく必要がある。そしてその2億円は、使えば使うほど残高が減っていくもの。

したがって、このような生涯賃金が決まっている世界の住人は、あと何年生きられるかわからない人生の中で、なるべくお金を使わずに、将来に安心を取っておく生活を志向してしまうのだ。

だから、お金は使うとなくなるもの、と考えるのも当然だ。

生涯賃金が決まってない世界の住人

2013年にサラリーマン生活を辞め、独立する。そうすると、自分の年収は全くの白紙、未知の世界となった。

当然待っていても仕事はやってこない。自分に投資をしたり、PRにお金を使って、仕事を獲得する。つまりお金を得るために、お金をかけることが必要になる。ただ、むやみやたらにお金をかけても効果は出ない。お金を得るために効果がある、”正しい”使いみちを探るようになる。

お金は”正しく”使うと、巡り巡って自分に返ってくる。つまりお金は正しく使えば使うだけ増える、と考えるようになった。

大半は、生涯賃金が決まっている人が使いみちを決めている

生涯賃金が決まっている人がお金の使いみちを決めるならば、2億円という残高が減らないように「ムダがない」使いみちが優先されるだろう。

生涯賃金が決まってない人がお金の使いみちを決めるならば、よりお金が増えるように「効果がある」使いみちが優先されるだろう。

どちらの使いみちが、世の中全体の景気に波及して膨らんでいくか。効果がある使いみちを探し、そこにお金を使う人が多い世界のほうが、経済全体を膨らませるということがイメージできるだろう。

今の日本では、お金の使いみちを決める大半の人は、生涯賃金が決まっている世界の住人。大きく経済を膨らませるためには、僕らひとりひとりが「自分にとって正しい」お金の使い方を、考えたいものだ。

著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
77年・札幌市生まれ。
SIer・広告ベンチャーなど民間企業勤務を経て、13年よりTRYOUTを設立・代表/中小企業診断士。
14年から中小企業庁の支援事業においてコーディネーターに就任。3年間の企業支援件数は1,000件を超える。企業とともに伴走する支援家として、地域中小企業のチャレンジを応援している。

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