TRYOUT|企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

起業する人生、しない人生

土曜日に、池田町の創業支援セミナーで講演する機会があった。

これから創業を目指す方が、他町からも参加。ひとりひとりの具体的な夢やプランの一端を聞かせていただいた。

起業する時には、さまざまな不安がつきまとう。

・この内容で、果たしてビジネスとして成り立つだろうか

・事業計画は、どうやって作ればいいのか

・必要な手続きは、なにがあるのだろうか

これまで僕は、この不安を解消できずに、情報収集や事前準備に何年もかけ、時間を浪費する人にたくさん出会ってきた。

決心する前に、完全な見通しをつけようとする者は、決心することができない(スイスの哲学者:H・F・アミエル)

多くの人は、不安を少しでも事前に解消しようと、情報収集する。

しかし、完璧な準備などありえない。ある程度情報収集が済んだなら、少しでも実践することだ。

人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで一番重要な、「試したり」をほとんどしない(本田宗一郎 )

多くの人は失敗を恐れるあまり、試すということをあまりしない。しかし、少しづつ試してからはじめるのが、一番の近道だ。

皆が恐れる失敗とは、果たしてなんだろうか。

赤字になることだろうか?借金をかかえることだろうか?

他人がなんと言おうと、自分が失敗だと思わなければ、それは失敗ではない。

立ち直れないほどの致命傷を負わない限り、何度でもやり直すことだってできる。

他人の価値観やモノサシから脱却し、自らの価値観で生きる選択をすることが、起業するということの意味なのかもしれない。

厭々(いやいや)する労働はかえって人を老衰に導くが、自己の生命の表現として自主的にする労働は、その生命を健康にする(与謝野晶子)

僕が自分で起業を決断するときに、背中を押してくれた言葉だ。失敗を重ねながらも、働く意義を見出し、自己の生命の表現としてこれまで楽しく仕事ができている。

起業なんて、結局やるかやらないかの決断。1度きりの人生、後悔しない人生を送りたいものだ。 そんな人生のチャレンジを、応援したい。

著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
77年・札幌市生まれ。
SIer・広告ベンチャーなど民間企業勤務を経て、13年よりTRYOUTを設立・代表/中小企業診断士。
14年から中小企業庁の支援事業においてコーディネーターに就任。3年間の企業支援件数は1,000件を超える。企業とともに伴走する支援家として、地域中小企業のチャレンジを応援している。

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