TRYOUT|企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

感情の起伏を吸収する器

年齢の割に落ち着いているせいか、元来の老け顔のせいか、僕は常に比較的冷静に振る舞っているように見られがちだ。

しかし本当は、感情のコントロールがあまり得意ではない。外からの刺激に対して、感情的に反応してしまう。

 

そんな僕だが、仕事柄、法人設立の是非について相談されることが多い。

起業したいのだが、個人事業がよいのか?法人化した方がよいのか?という問いだ。

相談者によって、その方に適した回答はさまざまで、なにが正解ということはない。

税制面でのメリット・デメリットや、信用の問題、手続きの煩雑さなど、いくつかの要素が複合され、その人の価値観の中で検討されることなのだろう。

ただ、僕個人に当てはめた場合、僕の中での答えはこうだった。

「自分とは別の器を持つことで、外からの刺激を一度受け止め、『彼にとって本当によいことなのか?』を自問するためのモノサシとして活用したい。」

自分ではない、会社という人、つまり「法人」を作ることで、自らに降り掛かってくる刺激が「法人」にとって良いことかどうかを見極め、少しでも感情を排除し、短絡的に反応することを避けたい。

それが答えだった。

そして今日、平成28年12月8日は、その法人の誕生日だ。

これまで個人事業で活動していたが、このたび法人を設立することとした。

税制や手続きのような一過性のものは、自分にとっては小さな話。今日を境に、まるで子どもが1人増えた気分だ。

この「人」をどう育てていくか、ときに自分とケンカしながら、理念を実現したい。

平成28年12月8日

株式会社TRYOUT 代表取締役 中村 領

著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
77年・札幌市生まれ。
SIer・広告ベンチャーなど民間企業勤務を経て、13年よりTRYOUTを設立・代表/中小企業診断士。
14年から中小企業庁の支援事業においてコーディネーターに就任。3年間の企業支援件数は1,000件を超える。企業とともに伴走する支援家として、地域中小企業のチャレンジを応援している。

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