TRYOUT|企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

企業支援・地域活性化・コンサルティング|北海道札幌市

変化に対応できるものが生き残る、って本当だと実感した話

星野リゾート・トマムのある占冠(しむかっぷ)村商工会で、経営相談会。ここでの皆様の話を聞いていると、「変化に対応できるものが生き残る」というのは本当だな、と改めて実感できる。

会場は、周りをスキー場に囲まれ、開放感のあるガラス張りの会議室でテンション上がった。

この地域の環境変化

ここ占冠(しむかっぷ)村は、大ヒットゲーム「桃太郎電鉄(桃鉄)」にも出てくる「トマム」のある一大リゾート地だ。トマムは数々の経営危機を乗り越えて、2004年に星野リゾートが施設を譲受。
その後、海外(オーストラリア)の観光客を中心に客足が戻ってきていた。

しかし、昨年12月に中国系の企業が買収を発表。その動向が注目されているところ。


この地域に暮らす、人口わずか1,220人(2015年時点)。
小さな村でありながら、リゾート地ということもあり、JRの特急が停車する村。そして高速道路のICが2つあるなど、交通アクセスには恵まれた村だ。

共通の課題

この村で商売をする方たちは、これまでの数々の環境変化を克服してきた。巨大リゾート地の動向に左右され、また交通アクセスに左右され、それでも危機を乗り越えて現在まで生き残っている。
そうした事を乗り越えて来た方たちでさえ、今後おとずれる変化が怖いのだ。

地元に根ざした商売をしていくにも、人口1,200人と限られた市場。
じゃあ、海外の観光客向けの商売をしていきたいところだけど、それぞれのお国柄によって嗜好が分かれ、どこに対応していけばいいのか?オーストラリア?中国?それとも?
また、観光ブームが去ったときの事を考えると、不安。
こうした中で、勇気をもって、ひとつひとつ経営判断している。

環境変化の激しさがとても象徴的なこの地。生き残っていくためには、変化に対応する「柔軟性」と「勇気」が最も重要だ、と改めて感じさせてくれた今回の訪問だった。

著者

株式会社TRYOUT代表取締役中村 領/Ryo Nakamura
77年・札幌市生まれ。
SIer・広告ベンチャーなど民間企業勤務を経て、13年よりTRYOUTを設立・代表/中小企業診断士。
14年から中小企業庁の支援事業においてコーディネーターに就任。3年間の企業支援件数は1,000件を超える。企業とともに伴走する支援家として、地域中小企業のチャレンジを応援している。

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